栃木県宇都宮市の中心部で6月6日から8日にかけて、クマの目撃情報が相次いで寄せられました。現在もなおクマは捕獲されておらず、市は危険鳥獣対策本部を立ち上げ、猟友会と連携して警戒にあたっています。市教育委員会は8日、クマが市内を広範囲に移動していると判断し、市立の全小中学校94校を臨時休校とする措置をとりました。
目撃情報の経過
市の発表によると、最初の目撃は6日午前6時半ごろ、宇都宮市長岡町の長岡公園近くの山林で、市民が体長約60センチのクマのような動物を発見しました。同日午後6時半ごろには、同じ公園の南東約250メートルの地点でも目撃され、撮影された映像からクマであることが確認されました。
その後も、県庁近くの県立図書館付近(同市塙田1)、市文化会館隣の明保野公園(同市明保野町)、市立姿川中の校庭(同市西川田町)などで目撃情報が相次ぎました。クマは市中心部を通過しながら北から南へ移動したとみられ、8日午前4時半ごろには、市立陽南中の北東500メートル(同市陽南1)で確認されています。
商店街での目撃
宇都宮市中心部の宇都宮オリオン通り商店街では、7日午前2時20分ごろ、防犯カメラに通行人の目の前を走り抜けるクマの姿が映っていました。商店街は県が作成したクマに関する啓発チラシを加盟店に配布し、注意を呼びかけています。
市の対応と注意喚起
市は、クマを発見した場合には近づかず、建物や車の中に避難するよう求めています。また、戸締まりの徹底や夜間のごみ出しを控えるよう呼びかけています。



