宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8日、鹿児島県の種子島宇宙センターで10日に予定していたH3ロケット6号機の打ち上げを延期すると発表した。天候不順が理由で、次の打ち上げ日は12日を軸に調整している。
新型「30形態」の初飛行
6号機は新型の「30(さんぜろ)形態」と呼ばれる初めて打ち上げるタイプのロケット。JAXAによると、発射前と飛行中に機体が落雷を受けないこと、発射点近くの雲の高さが450メートルより高いことが飛行条件になるという。
天候判断の詳細
10日は雨予報で雷も予想され、さらに雲底の高さも450メートルを下回る可能性が高く、打ち上げは難しいと判断。12日は比較的天気が回復する可能性があるため、次の候補日にしたいと説明した。9日に再び会議を開いて判断するという。
6号機は、いずれの日程でも午前9時53分から11時52分の間に打ち上げる予定で、予備期間は6月30日まで。今回は、新しい形態の初飛行というだけでなく、昨年末に失敗した8号機の検証も重要な目的となる。



