山形県米沢市万世町堂森の善光寺で4日、戦国武将・前田慶次の四百十五回忌供養祭が営まれた。慶次は「傾奇者(かぶきもの)」として知られ、米沢藩ゆかりの人物である。雨上がりの境内には、仮装を楽しむ多くの慶次ファンが集まり、酒井清秀名誉住職(67)と清法住職(37)による読経の後、供養塔への焼香などで慶次をしのんだ。
法要後の歌謡ステージ
法要後には、米沢市の「おしょうしな観光大使」を務める格闘家の角田信朗さん(65)らによる歌謡ステージが行われ、慶次グッズを手にしたファンらでにぎわった。角田さんは熱唱し、会場を盛り上げた。
移住者の参加
昨年、浜松市から初めて参加し感激したという米沢市金池のJA職員・溝渕比奈子さん(27)は、今年は地元の一員として参加した。彼女は4月に米沢市へ移住したばかりで、「月見平からの景色が素晴らしかった。芯を持って自由に生きた慶次の生きざまに引かれる」と語った。
供養祭は毎年開催され、慶次の人気は衰えず、全国からファンが集まる。今年も多くの参加者が慶次の遺徳を偲び、交流を深めた。



