札幌市の国立病院機構北海道医療センターと北海道がんセンターは8日、患者や職員の個人情報を含むハードディスクがインターネットオークションに流出していたと発表した。対象は約18万6千人分に上り、最大で約51万人分に拡大する可能性があるという。不正利用や二次被害は確認されていないとしている。
流出の経緯と原因
両病院はハードディスクの破砕を含む廃棄を、北海道石狩市の廃棄物処理業者「リプロワーク」に委託していた。しかし、業者は破砕の有無を確認しないまま、再資源化事業者に売却した可能性があるという。国立病院機構は8日、廃棄物処理法違反容疑で北海道警察にリプロワークを刑事告発した。
発覚のきっかけ
機構によると、昨年、ネットオークションでハードディスクが入った装置を落札した2人から情報提供があり、流出が発覚した。現在、詳細な調査が進められている。
今後の対応
両病院は影響を受ける可能性のある患者や職員に対して、個別に通知を行う方針を示している。また、再発防止に向けて廃棄物処理の管理体制を強化するとしている。



