兵庫県洲本市でダブル選挙が8日に投開票 市長選は現職と新人2人が激突
兵庫県洲本市長選挙と同市議会議員選挙(定数16)は、3月8日に投開票が実施されます。市長選には、再選を目指す現職の上崎勝規氏(70)に対して、新人として元総合商社社員の吉平敏孝氏(45)と獣医師の梅原健太郎氏(50)の2人が挑む構図です。昨年10月に復帰したふるさと納税の円滑な運用や、人口減少が進む中での持続可能なまちづくり、子育て支援策などが主要な争点として論戦が繰り広げられています。
各候補者の政策主張と背景
吉平敏孝氏は、過去に2度の国政選挙への挑戦を経て、今回の立候補を表明しました。選挙戦では市内をくまなく歩き、住民との対話を重ねています。総合商社での勤務経験を活かし、「活力あふれる洲本市へ」をスローガンに掲げ、保育園と中学校の給食費負担半減による子育て政策や、高齢者の移動を支える公共交通網の整備を強調しています。
上崎勝規氏は、1期目の実績として、中学生までの育児支援金の支給や小児科・産婦人科の開業誘致、観光事業の推進をアピールしています。「未来投資を進めてずっと住み続けたい街を目指す」と述べ、第1次産業の支援強化や現金給付による物価高騰対策、高校生までの医療費無償化を主張しています。
梅原健太郎氏は、ふるさと納税問題を契機に立候補を決意しました。「市政を透明化して、身近なものに変えたい」と語り、人口減少対策としてコンパクトなまちづくりの実現を訴えています。また、洲本市を交通の要衝として位置づけ、公共交通網のさらなる充実を目指す方針を示しています。
市議選の状況と投票詳細
今回の市議選は定数が2議席減の16となり、現職12人と新人16人の計28人が立候補しています。党派別では自民党1人、公明党2人、共産党2人、無所属23人となっています。投票は8日午前7時から午後8時まで市内30か所で行われ、午後9時15分から市文化体育館で開票が開始されます。3月1日現在の選挙人名簿登録者数は3万4835人です。
洲本市では、持続可能な地域社会の構築を目指し、各候補者が独自のビジョンを提示する中、有権者の選択が注目されます。選挙結果は、今後の市政の方向性を大きく左右する重要な判断となるでしょう。



