ロシア・ウクライナ、復活祭に合わせ32時間停戦を実施表明 実態は不透明
ロシア・ウクライナ、復活祭で32時間停戦を実施表明 (11.04.2026)

ロシアとウクライナ、復活祭に合わせて32時間の停戦を実施表明 実態は不明瞭

ウクライナに侵攻を続けるロシアのプーチン大統領が表明した32時間の停戦期間が、モスクワ時間の11日午後4時(日本時間午後10時)に開始されました。この措置は、12日に祝われる正教の復活祭(イースター)に合わせたもので、ウクライナのゼレンスキー大統領も実施を表明しています。双方が同時期に停戦を主張するのは異例の動きですが、実際に戦闘が完全に停止しているかは不明で、長期的な和平につながる見通しも立っていません。

2022年の侵攻以降、初めての双方同時停戦表明

2022年の侵攻開始以降、両国はそれぞれが一時停戦を提案しても相手が受け入れず、戦闘を継続してきました。今回は、プーチン氏が停戦期間を表明し、ゼレンスキー氏も同調する形で、初めて双方が同時期に停戦を主張しています。しかし、停戦期間の開始直前である11日未明には、ウクライナ南部オデーサの住宅街でロシア軍の無人機による攻撃が発生し、2人が死亡、2人が負傷したと地元当局が明らかにしており、緊張状態が続いていることを示しています。

ゼレンスキー氏の提案とロシア側の説明

ゼレンスキー氏は今年3月末、復活祭に合わせて双方のエネルギー施設への攻撃停止を提案し、復活祭後に攻撃を再開しないよう求めていました。一方、ロシアのペスコフ大統領報道官は10日、復活祭は両国民にとって「神聖な祝日だ」として、一時的な停戦は人道的な対応だと説明しています。この背景には、宗教的な配慮と国際社会へのアピールが込められていると見られます。

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停戦期間中、戦闘が完全に停止すれば、2022年以降では珍しい事例となりますが、現地からの詳細な報告はなく、実態は不透明です。専門家は、この停戦が短期的な休戦に留まり、根本的な和平交渉につながる可能性は低いと指摘しています。ウクライナ侵攻は長期化しており、市民の犠牲やインフラ破壊が続く中、一時的な停戦がどのような影響を与えるか、注目が集まっています。

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