東京電力福島第1原発事故により日常が一変した人々の心情に迫るパネル展「原発事故15年 福島『帰れない』家 帰還困難区域の今」が、1日から福島県双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館で始まりました。29日まで開催されます。主催は福島大地域未来デザインセンター相双地域支援サテライト、共催は伝承館です。
パネル展の内容
サテライトでコーディネーターを務める県復興支援専門員の佐藤孝雄さんが昨年、大熊町、双葉町、浪江町の帰還困難区域に自宅がある男女5人を取材。モノクロ写真と文章で約30枚のパネルにまとめました。15年を経ても戻れず荒廃が進む自宅や望郷の思い、避難先で見いだしたかすかな希望について物語をつづっています。
佐藤さんは「原発事故で人々の穏やかな暮らしが奪われた。原発事故の被害は帰還困難区域に如実に表れている。実情を多くの人に知ってほしい」と語りました。
開催情報
火曜日は休館。会場のエントランスホールは入場無料(展示エリアは有料)。福島大学や東京都内で2月から5月にパネル展を開催した際の反響が大きく、巡回展示が決まりました。7月7日から20日には福島市の街なか交流館でも開かれます。



