台風6号、沖縄本島を暴風域に巻き込み北上…3日にかけ西日本から東日本接近へ
台風6号、沖縄本島を暴風域に巻き込み北上…3日にかけ西日本から東日本接近

台風6号は1日、沖縄本島を暴風域に巻き込みながら北上した。2日には鹿児島県・奄美地方を通過し、3日にかけて西日本から東日本に接近する見通しとなっている。

気象庁が初のレベル3大雨警報を発表

気象庁は1日午後、沖縄県今帰仁村を対象に、高齢者らに早めの避難を求める「レベル3大雨警報」を発表した。これは5月末に5段階の新たな「防災気象情報」の運用が始まって以降、初めての警報となる。同日夜には「レベル2大雨注意報」に引き下げられた。また、九州南部と奄美では2日夕方頃にかけて、短時間に大雨をもたらす「線状降水帯」が発生する恐れがあると発表された。

台風の現在地と進路

台風6号は1日午後9時現在、那覇市の北北西約70キロの海上を時速20キロで北に進んでいる。中心気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル。同日午後には鹿児島県天城町や沖縄県国頭村で1時間降水量30ミリ超の激しい雨となり、沖縄県うるま市では最大瞬間風速40.6メートルが観測された。2日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で、九州南部と奄美で300ミリなど。3日午後6時までは関東から近畿の広範囲で300ミリと予想されている。

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被害状況と避難指示

沖縄県災害対策本部などによると、1日午後3時現在、転倒や割れたガラス片が当たるなどして、男女4人(30~80歳代)が軽傷を負った。倒木や街灯の倒壊も計9件発生した。那覇空港では全便が欠航した。南城市や北中城村など5市町村で計約3万7000世帯、約8万3000人に避難指示が出された。

鹿児島県では1日午後8時現在、奄美市など10市町村で少なくとも約4万8000世帯、約8万3000人に避難指示が出されている。各地の天気や警報・注意報に留意し、安全確保に努める必要がある。

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