城南信用金庫、都内最大の預金4兆円超を維持 2026年度見通しを明らかに
城南信用金庫(東京都品川区)は、2026年3月末の預金残高が前年同期から横ばいの4兆237億円となり、4兆円を超える水準を維持する見通しを発表しました。この預金量は都内の信用金庫の中で最大規模となります。同時に、貸出金は150億円増加して2兆3695億円に達すると予測されています。
経営内容説明会で林稔理事長が詳細を説明
17日に開催された経営内容説明会で、林稔理事長は今後の経営方針について詳しく述べました。2025年度の収益見通しとして、本業のもうけを示す業務純益は55億円(前年度は76億円)、税引き後の当期純利益は40億円(同46億円)を見込んでいます。
林理事長は、取引先の販路拡大や共創を支援する「ものづくりコンソーシアム」などの新たな取り組みを紹介し、「地域のプラットホームとして皆さんが笑顔になる、幸せになる信用金庫を目指す」と語りました。この発言は、城南信用金庫が単なる金融機関ではなく、地域社会に貢献する存在としての役割を強調するものです。
都内信金トップの預金量を背景にした今後の展望
城南信用金庫の預金量が4兆円を超えることは、都内の信用金庫の中で突出した規模を示しています。この安定した資金基盤を背景に、同信金は以下のような戦略を推進していく方針です:
- 地域企業との連携強化を通じた経済活性化
- 新規事業支援による取引先の成長促進
- 持続可能な経営モデルの構築
林理事長は、今後の課題として市場環境の変化に対応しつつ、地域密着型のサービスを継続していく重要性を指摘しました。城南信用金庫は、預金量の維持と貸出金の拡大を両立させながら、地域経済の発展に寄与することを目指しています。