名古屋城天守閣の木造復元、愛知県が基本計画策定へ 2028年度着工目指す
名古屋城天守閣木造復元、愛知県が基本計画策定へ

愛知県は、名古屋城天守閣の木造化による復元に向けた基本計画を策定する方針を固めました。2028年度の着工を目指し、総事業費は約500億円を見込んでいます。復元後は、耐震性やバリアフリーに対応した近代的な設備を導入する計画です。

復元の背景と経緯

名古屋城天守閣は、戦災で焼失した後、1959年に鉄筋コンクリート造で再建されました。しかし、老朽化や耐震性の問題から、本来の姿である木造での復元が長年検討されてきました。2017年には、名古屋市が木造化の方針を打ち出し、その後愛知県も協力する形で議論が進められてきました。

基本計画の概要

基本計画では、復元の基本的な考え方やスケジュール、事業費の試算などが盛り込まれます。具体的には、木材の調達方法や工法、展示内容なども検討されます。愛知県は、2024年度中に計画を策定し、2025年度から詳細設計に入る予定です。

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事業費と財源

総事業費は約500億円と見込まれ、国や県、市が費用を分担する方向で調整が進められています。また、民間からの寄付も募る予定です。愛知県は、復元による観光振興や地域経済への波及効果を期待しています。

復元後の施設

復元後の天守閣は、外観は江戸時代の姿を再現しますが、内部は最新の設備を備えた博物館として整備されます。耐震性を高めるため、基礎部分には免震構造を採用し、バリアフリー対応のエレベーターも設置されます。また、展示スペースでは、名古屋城の歴史や文化を紹介する予定です。

今後のスケジュール

2024年度中に基本計画を策定し、2025年度から2027年度にかけて詳細設計と発注手続きを行います。2028年度に着工し、2032年度の完成を目指します。完成後は、年間200万人以上の来場者を見込んでいます。

愛知県は、このプロジェクトを通じて、名古屋城の文化的価値を高めるとともに、地域の活性化につなげたい考えです。

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