中国電力は28日、2026年3月期の連結決算を発表し、最終利益にあたる純利益が685億円となり、前年から30.4%減少した。とはいえ、比較可能な1995年3月期以降では4番目に高い水準を維持している。
島根原発2号機の稼働が寄与するも減益要因が重なる
2024年12月に再稼働した島根原発2号機(松江市)の設備利用率は87.9%と、前年の27.6%から大幅に上昇し、利益を押し上げる効果があった。一方で、他社との競争激化による電力販売価格の低下や資材価格の上昇といった減益要因が大きく、最高益を記録した2024年3月期から2年連続の減益となった。売上高は前年比5.7%減の1兆4423億円だった。
27年3月期は純利益半減の310億円予想
同時に発表した2027年3月期の業績予想では、純利益を前年比54.8%減の310億円と見込んでいる。中国電力は、中東情勢の影響で燃料価格が高止まりし、大きな減益要因になると説明。先行き不透明な事業環境が続くとの見方を示した。
中川賢剛社長は28日の記者会見で、厳しい経営環境を踏まえた今後の対応について言及した。詳細は有料記事で公開されている。



