ミラノ・コルティナ五輪 イタリア男子団体追い抜きが金メダル獲得 自国開催で「マイナー競技」の栄光
2026年ミラノ・コルティナオリンピックは17日、各地で競技が行われ、スピードスケートでは感動的な瞬間が続いた。特に注目されたのは、イタリアが男子団体追い抜きで見事な金メダルを獲得したことだ。これは自国開催での輝かしい勝利であり、選手たちはスタンドからの大歓声に包まれた。
イタリア男子団体追い抜きの快挙 5大会ぶりの金メダル
男子団体追い抜きでは、イタリアチームが準決勝で強豪オランダを破り、決勝では世界記録を持つアメリカに大差をつけて勝利した。この金メダルは、イタリアにとってスピードスケート種目では5大会ぶりの獲得となった。選手たちは国旗を掲げて喜びを爆発させ、会場は熱狂に包まれた。
イタリアのダビデ・ギオット選手は試合後、「自国開催で良い結果を出すことが大事だった。この競技はイタリアではマイナーだが、努力の成果を示すいい機会になった」とコメント。スケートが比較的注目度の低い競技である中での金メダル獲得に、特別な意義を見出している様子が伝えられた。
日本女子団体追い抜きは銅メダル 高木美帆が記録更新
一方、スピードスケート女子団体追い抜きでは、日本チームが銅メダルを獲得した。高木美帆(TOKIOインカラミ)、野明花菜(立教大学)、佐藤綾乃(ANA)の布陣で臨んだ3位決定戦で、日本はアメリカを破り、2分58秒50のタイムで表彰台に立った。
このメダルにより、日本はこの種目で3大会連続の表彰台を達成。高木美帆は今大会で1000メートルと500メートルに続く3つ目のメダルを手にし、通算メダル獲得数は10個となった。これにより、夏冬オリンピックを通じた日本選手のメダル獲得数で3位タイに並び、自身が持つ日本女子最多記録も更新した。
準決勝では高木、佐藤、堀川桃香(富士急)のメンバーでオランダに敗れたものの、銅メダル獲得に繋げた。女子団体追い抜きではカナダが2連覇を果たしている。
男子団体追い抜きの日本は8位 今後の課題も
男子団体追い抜きでは、佐々木翔夢(明治大学)、山田和哉(ウェルネット)、蟻戸一永(同)からなる日本チームが8位に終わった。イタリアの金メダル獲得に比べ、日本男子はさらなる強化が求められる結果となった。
今回のオリンピックでは、イタリアのような「マイナー競技」での金メダル獲得が、自国開催の熱気をさらに高める一幕となった。選手たちの努力とチームワークが光る一日であり、今後の競技展開にも期待が寄せられる。