ミラノ・コルティナ五輪で日本勢がスノーボード男子ハーフパイプを席巻
2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックは、第8日の2月13日、スノーボード男子ハーフパイプ決勝が行われ、戸塚優斗(24歳、ヨネックス)が金メダルを、19歳の山田琉聖(JWS所属)が銅メダルを獲得しました。この結果、日本勢は2022年北京大会に続き2大会連続で金メダルを手にし、表彰台は4大会連続となり、スノーボード界における日本の強さを改めて印象づけました。
戸塚優斗の圧倒的な演技と山田琉聖の躍進
戸塚優斗は決勝2回目のランで95.00点という高得点を記録し、金メダルを確実なものとしました。横浜市出身の戸塚は、初出場の2018年平昌大会で11位、前回北京大会で10位と苦戦を強いられていましたが、世界選手権では2021年に優勝、2019年は2位、昨年は3位と着実に実力を高めてきました。ワールドカップでは種目別王者に3度輝き、今シーズンも優勝1回、2位2回と安定した戦績で種目別首位を維持していました。
一方、札幌市出身の山田琉聖は、決勝で1回目と3回目の試技で92.00点をマークし、銅メダルを獲得しました。2024年ユースオリンピックで3位に入り、昨年12月のワールドカップでは初優勝を遂げるなど、若手ながら急成長を遂げています。
表彰台の行方と平野歩夢の挑戦
2位にはオーストラリアのスコット・ジェームズ(31歳)が93.50点で入り、銀メダルを獲得しました。また、平野流佳(23歳、INPEX所属)は91.00点で4位に終わりました。
注目されたのは、2022年北京大会で金メダルを獲得し、連覇を狙った平野歩夢(27歳、TOKIOインカラミ所属)です。直前のワールドカップで複数個所を骨折する重傷を負いながらも出場を決意しましたが、86.50点で7位に留まりました。それでも、怪我を乗り越えて挑戦する姿は多くのファンに感動を与えました。
日本スノーボード界の未来への期待
この大会での活躍は、戸塚優斗や山田琉聖といった若手選手の台頭を示すとともに、平野歩夢のようなベテラン選手の不屈の精神も際立たせました。日本勢のメダルラッシュは、スノーボード競技における日本の底力を証明し、今後の国際大会でのさらなる活躍が期待されます。ミラノ・コルティナ五輪は、日本スポーツ界にとって輝かしい一ページを刻んだと言えるでしょう。