SNS投資詐欺で2億4550万円被害 和歌山の男性が「優良株」に誘われ巨額損失
和歌山県警和歌山東署は13日、和歌山市内に住む60歳代の男性が、SNSを利用した投資詐欺の被害に遭い、現金計2億4550万円をだまし取られたと発表しました。県警によると、同種の手口による投資詐欺事件としては、和歌山県下で過去最高の被害額に達しています。
「優良株を知っている」と勧誘 19回にわたり巨額振り込み
同署の発表によりますと、被害に遭った男性は昨年8月、SNS上に表示された投資広告を通じて、投資グループを名乗る集団のチャットに招待されました。その中の一人から「優良株を知っている。株を購入すれば必ずもうかる」などと勧誘され、株投資用とされるアプリの登録を指示されたといいます。
男性はその後、昨年9月から今年1月にかけて、指定された口座に19回にわたり投資金として計2億3950万円を振り込みました。アプリ上では200億円以上の利益が表示されていたとされています。
出金手数料として600万円追加 不審に思い警察に相談
男性は表示された利益の出金を試みましたが、その際に手数料として計600万円を追加で振り込むよう要求されました。しかし、その後も資金の要求が続いたため不審に思い、和歌山東署に相談したことで詐欺被害が発覚しました。
和歌山県警は、特殊詐欺を疑う請求や被害に関する相談に対して、フリーダイヤル「ちょっと確認電話」=0120・508・878(これは・わなや)=で24時間対応していることを改めて呼びかけています。
増加するSNSを利用した投資詐欺 高額被害に警戒を
近年、SNSを利用した投資詐欺が増加しており、特に以下のような特徴が見られます:
- 「確実に儲かる」「優良情報」などの甘い言葉で勧誘
- 投資アプリやチャットグループへの参加を促す
- 初期投資後に追加資金の要求が続く
- 出金時に高額な手数料を請求する
和歌山県警は、不審な投資勧誘を受けた場合にはすぐに相談するよう呼びかけており、今回の事例のように高額な被害に発展する前に早期対応することが重要だと強調しています。