富山市の介護施設で食中毒発生、10人が体調不良を訴え男性1人が死亡
富山の介護施設で食中毒、10人症状で1人死亡 (14.02.2026)

富山市の介護施設で食中毒発生、高齢者10人が体調不良を訴え男性1人が死亡

富山市は2月14日、市内の介護施設で発生した食中毒事件について詳細を発表しました。同施設では、2月5日と9日に調理・提供された昼食を食べた利用者10人が、下痢や嘔吐などの症状を訴え、そのうち男性1人が死亡したことが明らかになりました。

食中毒と断定、死亡との因果関係は調査中

市当局は、この事例を食中毒と断定しました。症状を訴えた利用者は、70歳代から100歳代までの男女10人で、いずれも同施設で提供された昼食を摂取した後に体調不良を起こしました。富山市は、男性の死亡と食中毒との因果関係については、現時点では不明としており、詳細な調査を進めています。

施設の対応と今後の措置

介護施設側は、事件発生後、速やかに市に報告し、関係機関と連携して対応に当たっています。利用者の健康状態のモニタリングを強化するとともに、調理過程の再点検や衛生管理の徹底を図る方針です。富山市の担当者は、「高齢者施設での食中毒は重大な問題であり、原因究明と再発防止に全力を尽くす」とコメントしています。

地域社会への影響と警戒呼びかけ

この事件は、地域の介護施設を利用する家族や関係者に大きな衝撃を与えています。富山市は、市内の他の施設に対しても、食品衛生管理の見直しを促すとともに、市民に対しては食中毒予防の基本対策を改めて呼びかけています。特に高齢者は免疫力が低下している場合が多く、食中毒のリスクが高いため、注意が必要です。

今後の展開

市と保健所は、死亡した男性の死因を含め、食中毒の原因物質の特定を急いでいます。調査結果に基づき、必要な行政指導や措置が講じられる見込みです。この事件を契機に、介護施設全体の食品安全基準の向上が求められるでしょう。