立憲民主党の水岡俊一代表は8日の記者会見で、中道改革連合、公明党との3党合流について、立憲として「(今国会の)会期内に結論を出すのは極めて難しいのではないか」と述べ、慎重な姿勢を示した。現在の特別国会の会期は7月17日までとなっている。
3党合流を巡る経緯
立憲民主党と公明党の衆院議員は1月、衆院解散直前に中道改革連合を結成し、参院議員や地方議員の将来的な合流を掲げていた。公明党の西田実仁幹事長は3日の会見で「この国会中に一定の方向性を出せるよう協議を加速している」と語り、中道への立憲と公明の合流を急ぐべきだとの考えを示していた。
党内の慎重意見
しかし、水岡代表は「中道結成が非常に急いだ決定だったことで、党内にはいろいろな意見があり、丁寧な党運営をするべきだとの意見が強い」と強調。一定の時間をかけて地方議員らから意見を聞いたうえで対応方針を決めるとした。
水岡代表はまた、合流のタイミングや方法について、党内の議論を十分に尽くす必要があると指摘。特に地方組織の意見を尊重し、慎重に進める方針を示した。
今後の展望
立憲民主党は今後、地方議員や支持団体との対話を深め、合流の是非や時期について結論を出す見通し。一方、公明党は早期の合流を目指しており、両党の間で温度差が生じている。
西田幹事長は「合流方針を示せなければ、中道は行き詰まる」との危機感を示しており、今後の協議が注目される。



