ロシアのプーチン大統領とトランプ米大統領は29日、電話会談を行った。ロシアのウシャコフ大統領補佐官によると、プーチン氏は5月9日の対ドイツ戦勝記念日に合わせてウクライナと停戦する用意があると表明し、トランプ氏もこれを支持した。タス通信が報じた。公表されている米ロ首脳の電話会談は3月以来となる。
停戦提案の背景
ウシャコフ氏によれば、トランプ氏は4月12日の正教復活祭に合わせてロシアが停戦を宣言したことを評価。対ドイツ戦勝記念日について「第2次大戦におけるナチズムに対するわれわれの共通の勝利を象徴するものだ」と語ったとしている。
過去の停戦提案
プーチン氏は昨年の対ドイツ戦勝記念日に合わせて72時間の停戦を宣言したが、ウクライナのゼレンスキー大統領は期間が短いとして受け入れを拒否した経緯がある。今年の正教復活祭に合わせた停戦宣言も、戦闘が続き不発に終わっている。
今回の提案が実現するかは不透明だが、両首脳の直接協議は和平への新たな兆しと見られる。ウクライナ情勢は依然として緊迫しており、国際社会の注目が集まっている。



