タイ南部のクラビ発バンコク行きタイ・エアアジア機内で、乗客のカップルが手荷物に「爆弾がある」と軽口をたたいたため、客室乗務員が通報し、緊急点検が行われる騒動があった。爆発物は見つからず、出発は4時間以上遅延し、当局は2人を逮捕した。タイメディアが1日までに伝えた。
事件の経緯
騒ぎが発生したのは4月26日。乗客の荷物を棚に収めるのを手伝っていた客室乗務員が、40代の男女が交わした「爆弾があるから気をつけて」という発言を耳にした。乗務員は直ちに機長に報告し、離陸準備は中断された。乗客全員が機外に避難し、機内の徹底点検が実施された。
逮捕と弁解
点検の結果、爆発物は一切発見されなかった。2人はその場で「冗談だった」と弁解したが、航空法違反の疑いで当局に逮捕された。タイの航空法では、航空機の安全を脅かすような虚偽の申告は厳しく罰せられ、最大で懲役刑や高額の罰金が科される可能性がある。
影響と教訓
この騒動により、同便の出発は4時間以上遅れ、他の乗客にも大きな迷惑が及んだ。航空各社は、保安に関する発言には厳格に対処する方針で、軽率な言動が重大な結果を招くことを改めて示す事例となった。



