米メディアは4月30日までに、トランプ大統領が新たなイランへの軍事行動計画について、米中央軍のクーパー司令官から同日中に説明を受けると報じた。この動きは、イランとの核問題をめぐる再協議が進展しない中、軍事圧力をかけて膠着状態を打開する狙いがあるとみられる。
軍高官も同席、圧力強化の姿勢
CNNテレビによると、米軍制服組トップのケイン統合参謀本部議長をはじめ、他の米軍高官も同席する予定だ。トランプ氏は最近、側近に対して米軍によるイラン港湾封鎖を継続する考えを示しているという。この措置は、イランの経済活動をさらに制限し、核交渉での譲歩を引き出す目的があるとされる。
トランプ氏、核兵器保有阻止を強調
トランプ氏は30日、ホワイトハウスで記者団に対し、「イランに核兵器を持たせるわけにはいかない」と改めて強調した。この発言は、イランが核開発を進める中、米国が断固たる姿勢を崩さないことを示すものだ。
米政府は、イランが核問題でより柔軟な姿勢を示すことを期待している。しかし、イラン側はこれまで核交渉での譲歩に消極的であり、両国の溝は深い。今回の軍事計画説明は、トランプ政権が外交的解決よりも軍事的圧力を優先する可能性を示唆している。
専門家は、こうした強硬姿勢が中東地域の緊張をさらに高めるリスクを指摘する。一方で、トランプ政権内では、イランへの圧力が最終的に核合意の再構築につながるとの見方も根強い。



