イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師は30日、ペルシャ湾岸地域の安全を確保し、敵対勢力によるホルムズ海峡の「悪用を根絶する」との声明を発表した。声明は国営テレビで読み上げられ、米国がイランとの戦闘で「屈辱的な失敗をした」とも主張した。
声明の内容
ハメネイ師は、米国とイスラエルによるイラン攻撃開始から2カ月が経過したことに言及。イランが勝利し、「ペルシャ湾とホルムズ海峡の新たな一章が書き始められている」と強調した。この声明は、地域の安全保障におけるイランの立場を明確にするものとみられる。
背景と影響
ホルムズ海峡は世界の石油輸送の要所であり、イランはその支配権を巡って米国と対立してきた。今回の声明は、イランが同海峡の管理を強化し、敵対勢力の活動を排除する意向を示したものだ。専門家は、この動きが中東情勢にさらなる緊張をもたらす可能性があると指摘する。
一方、米国政府はこれに対して公式なコメントを出していないが、関係筋によれば、イランの主張を「根拠のないもの」として退ける方針だという。今後の展開が注目される。



