韓国の手仕事が光る美意識 刺しゅう小物や生活道具を紹介する企画展 横浜で開催中
韓国の手仕事 光る美意識 刺しゅう小物展 横浜で7月5日まで

神奈川県横浜市中区の横浜ユーラシア文化館で、韓国の伝統的な手仕事を紹介する企画展「韓国 手仕事の美事(みごと)-刺繡(ししゅう)、ポジャギ、メドゥプ…」が開催されている。横浜市と韓国・釜山広域市のパートナー都市提携20周年を記念したこの展示会は、7月5日までの日程で、午前9時半から午後5時まで開館(原則月曜休館)。入場料は一般800円、小・中学生と横浜市内在住の65歳以上は400円。

展示内容は4部構成

企画展は4つのセクションに分かれている。第1部「色と形の不思議」では、さまざまな色のはぎれを縫い合わせたチョガッポ(寄裂食膳掛け、寄裂包み布)やポジャギ(ふくさ)、チュモニ(袋物)、刺しゅう小物などが並ぶ。第2部「針箱の世界」では、伝統的な生活道具や裁縫道具を紹介。第3部「結びの世界」では、1本のひもから多様な形を結ぶメドゥプ(韓国結び)の技法で作られた壁飾りやノリゲ(胸提げ飾り)を展示。第4部「色とりどりのポジャギ」では、チョガッポなどの品を集めている。

収集家夫妻のコレクション

展示品は、在釜山日本総領事館首席領事や在済州日本総領事館総領事を務めた鈴木光男さんと、妻の千香枝さんが収集した韓国の20世紀初めごろから現代までの伝統的手芸品や生活道具、さらに千香枝さんの再現作品など、計370点に上る。内覧会で鈴木さんは、「昨年は日韓国交正常化60周年の節目だった。韓国の一般庶民が日々の暮らしの中で紡いできた文化や美意識に触れることは、教科書には載らない生活の歴史を理解する大切な入り口となる」と強調。「今回の企画展がその一助となり、両国の市民が互いをより深く理解するための小さな架け橋となることを願っている」と述べた。

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関連企画と問い合わせ

会期中、6月14日、18日、25日、7月4日のいずれも午後2時から、同館担当学芸員や千香枝さんによる展示解説が行われる。そのほか関連企画も用意されている。問い合わせは横浜ユーラシア文化館(電話045-663-2424)まで。

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