アシックス、3年連続で過去最高益を達成 純利益987億円に急伸
スポーツ用品大手のアシックスは2月13日、2025年12月期の連結決算を発表しました。それによると、純利益は前期比54.7%増の987億円となり、3年連続で過去最高を更新する好結果となりました。売上高も19.5%増の8109億円と、こちらも過去最高を記録しています。
オニツカタイガーの躍進とランニングシューズの戦略が貢献
業績拡大の原動力となったのは、ファッションブランド「オニツカタイガー」の大幅な成長です。訪日外国人旅行者からの需要が旺盛で、パリやロンドンなど欧州主要都市での店舗展開も成功を収め、海外市場での存在感を高めています。
さらに、主力製品であるランニングシューズにおいて、高付加価値商品に注力する戦略が奏功しました。この戦略は国内市場だけでなく、東南アジアや南アジア地域でも好調な売上を支え、グローバルな成長を後押ししています。
富永満之社長「確かな前進を実感」 来期も最高益を見込む
富永満之社長は今回の決算について、「確かな前進を実感できた1年だった」とコメントし、企業の成長軌道に対する自信を示しました。また、2026年12月期の連結業績予想では、売上高9500億円、純利益1100億円といずれも過去最高の数値を掲げ、さらなる成長への意欲を明確にしています。
この予想が達成されれば、アシックスは4年連続で最高益を更新することになります。業界関係者からは、ブランド力の強化と市場拡大戦略の継続が、今後の持続的な成長の鍵になるとの見方が強まっています。