女流棋士の妊娠出産時、代替措置を提示 将棋連盟検討委が最終報告
女流棋士妊娠出産時の代替措置提示 将棋連盟検討委

日本将棋連盟は、女流棋士が妊娠・出産した際にタイトル戦を事実上不戦敗とする規定を撤廃し、新たな代替措置を盛り込んだ「公式戦番勝負対局規定検討委員会」の最終報告を30日に発表した。この報告では、妊娠・出産時に棋士が希望すれば対局の日程や場所を調整し、対局が難しい場合は翌期の挑戦者決定戦から出場できる案などが提示されている。

背景と経緯

昨年12月、福間香奈女流五冠(34歳)が旧規定の見直しを求める要望書を提出した。彼女は対局日程や場所の調整、タイトル保持者が降格しないための休場中の地位保障などを提案していた。これを受け、将棋連盟は検討委員会を設置し、議論を重ねてきた。

検討委員会の構成

検討委員会は、弁護士で将棋連盟非常勤理事の伊丹俊彦氏を委員長とし、産婦人科医や女流棋士などで構成されている。同委員会は、棋士の健康とキャリアの両立を支援する観点から、現実的で柔軟な対応策を模索した。

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主な代替措置の内容

  • 日程・場所の変更調整:妊娠・出産期の棋士が希望する場合、対局の日程や場所を可能な範囲で変更する。
  • 出場機会の確保:対局が不可能な場合、翌期の挑戦者決定戦から出場できるようにする。
  • 地位保障:タイトル保持者が休場中も降格しないよう配慮する。

これらの措置は、女流棋士が妊娠・出産後も安心してキャリアを継続できる環境を整えることを目的としている。

今後の展望

将棋連盟は、今回の最終報告を基に、早ければ来期から新規定を適用する方針だ。これにより、女流棋士の間で妊娠・出産と競技生活の両立がより現実的なものとなることが期待される。

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