母の日に感謝の力士、朝紅龍は天国の母へ白星誓う 夏場所初日
母の日、朝紅龍が天国の母へ白星誓う 夏場所初日

大相撲夏場所初日の10日は「母の日」と重なる。力士たちにとって、体が資本の職業であるだけに、健康に産み育ててくれた母親への感謝の気持ちを新たにする特別な一日となっている。

朝紅龍、天国の母へ決意の白星

幕内朝紅龍(27歳)は、天国にいる母への誓いを胸に土俵に上がる。今年2月、母の石崎直美さんががんで58歳で亡くなった。3月の春場所では9勝6敗で終えたが、千秋楽の支度部屋では大粒の涙を流した。朝紅龍は「僕らのことを常に第一に考えてくれる母だった」と声を震わせて語った。

故郷の大阪府から高知県の明徳義塾中学校、高等学校に相撲留学していた朝紅龍。母の日には高知からカーネーションを贈っていたという。最も思い出深いプレゼントは数年前に描いたイラスト入りの額で、中央に直美さんを配置し、自身(左上)や弟で十両の朝翠龍(右下)が囲む家族の姿が描かれている。

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母が息を引き取った日、朝紅龍は眠るような顔を見つめ「こっちは任せてくれ。向こうでゆっくりしてな」と語りかけた。母の日について「感謝の気持ちを込める日」と話す。自己最高位の西前頭7枚目で夏場所に臨み、遠い空へ白星を届ける覚悟だ。

琴勝峰も母へ感謝の贈り物

新関脇の琴勝峰(24歳)は、母の手計カツ江さんの4月10日の誕生日に赤いネックレスを贈った。「母の日と毎年セットにしている。ずっと感謝している」と優しい表情で語り、家族への愛情をにじませた。

母の日を機に、力士たちの家族への思いが改めて注目される。夏場所は10日から東京・両国国技館で開催され、各力士の白星が期待される。

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