朝稽古後、報道陣のインタビューに応じる若隆景。ぶつかり稽古で胸を合わせる若元春(土俵上右)。初日から気迫こもる稽古が展開された=福島市相撲場。力士たちの激しいぶつかり合いに見入る相撲ファンら。JR福島駅に掲げられた「感動ありがとう若隆景関」の懸垂幕。福島民友新聞社から荒汐部屋に贈られたコメを手にする荒汐親方。
一瞬の立ち合いに全てを懸ける力士たちの姿に、福島が沸いた。4日に福島市相撲場で幕を開けた「荒汐部屋フェスティバル」。福島市出身の若隆景らの熱気のこもった稽古や土俵外で見せる表情を見ようと、会場には大勢の相撲ファンが詰めかけた。
「下からの攻めを来場所でも見せる。やれることをしっかりやる」。福島市での朝稽古終了後、報道陣の取材に答えた若隆景(31)=本名大波渥=は意気込みを語った。2場所連続優勝を狙う若隆景は、この日も白熱したぶつかり稽古で汗を流し、観客を魅了した。
ファンとの交流も
フェスティバルでは、稽古のほかにも力士とファンが触れ合う機会が設けられた。若隆景はサインや写真撮影に気さくに応じ、子どもたちから大人まで幅広い層の笑顔を引き出した。また、荒汐部屋の力士たちは地元の特産品を味わい、福島の魅力を再発見する場面も見られた。
来場所への期待
若隆景は「地元で応援してもらえることが力になる。来場所も精一杯頑張りたい」と語り、さらなる活躍を誓った。荒汐親方も「若隆景は部屋の看板力士。彼の頑張りが他の力士にも良い刺激になっている」と目を細めた。
福島市相撲場には、JR福島駅に掲げられた懸垂幕のメッセージにもあるように、多くのファンが若隆景の活躍を期待している。フェスティバルは今後も数日間続き、最終日には土俵入りや模擬取組などが予定されている。



