名古屋ウィメンズマラソン2026、特別招待選手12名を発表 実力派と若手スピードスターの激戦に
名古屋ウィメンズマラソン2026、特別招待選手12名を発表

名古屋ウィメンズマラソン2026、特別招待選手12名が決定 実力者と若手スピードスターの熱戦に期待

2026年3月8日にバンテリンドームナゴヤを発着点として行われる「名古屋ウィメンズマラソン2026」の大会事務局は、2月17日、特別招待選手12名を正式に発表しました。この大会は、今秋に愛知・名古屋で開催されるアジア大会の女子マラソン代表選考会を兼ねており、約2万人のランナーが参加する見込みです。

国内外の精鋭が集結 日本記録保持者から若手まで

特別招待選手には、日本記録保持者である前田穂南選手(天満屋、29歳、自己記録2時間18分59秒)を筆頭に、前回大会2位の佐藤早也伽選手(積水化学、31歳、2時間20分59秒)、2024年大会優勝者の安藤友香選手(しまむら、31歳、2時間21分18秒)、東京オリンピック代表の鈴木亜由子選手(日本郵政グループ、34歳、2時間21分33秒)など、実力派選手が名を連ねています。

さらに、加世田梨花選手(ダイハツ、26歳、2時間21分55秒)、五島莉乃選手(資生堂、28歳、2時間26分8秒)、樺沢和佳奈選手(三井住友海上、26歳、10000メートル記録31分3秒14)も選出され、日本勢の特別招待選手は合計7名となりました。全員がオリンピックや世界選手権の代表経験者であり、トラック種目での実績も豊富です。

海外からも強豪選手が参戦 記録更新への期待高まる

海外選手としては、ケニアのシェイラ・チェプキルイ選手(35歳、2時間17分29秒)やエチオピアのアイナレム・デスタ選手(22歳、2時間17分37秒)など、2時間17分台のタイムを持つ精鋭が含まれています。バーレーンのユニスチェビチー・チュンバ選手(32歳、2時間20分2秒)やスペインのマヒダ・マーヨウフ選手(36歳、2時間21分1秒)も参加し、国際的なレベルでの競い合いが予想されます。

日本陸上競技連盟強化委員会の高岡寿成シニアディレクターは、この大会を「MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の前哨戦」と位置付け、強力な外国人選手との競争を通じて、複数の日本選手が2時間20分を切る記録を出すことを大いに期待していると述べました。

若手スピードスターの台頭 マラソン界に新風

今大会では、トラック種目で培ったスピードを武器とする若手選手の活躍にも注目が集まっています。2024年パリオリンピック1万メートル代表の五島莉乃選手は、昨年に続いて2度目のマラソン挑戦となります。同じくパリオリンピック5000メートル代表の樺沢和佳奈選手は、初マラソンに臨む前に、今月の全日本実業団ハーフマラソンで自己記録を更新するなど、順調な調整を進めています。

また、1月の大阪国際女子マラソンでは、1万メートルを主戦場とする矢田みくに選手(エディオン)が、初マラソンで日本記録を更新する2時間19分57秒をマークしました。スピードを得意とする選手たちの士気が高まっており、マラソン経験豊富な選手たちとの対決が熱い戦いを生み出すでしょう。

アジア大会代表選考会としての重要性

アジア大会女子マラソンの代表は2名が選出され、今大会を含む選考レースの成績に基づいて決定されます。そのため、各選手にとっては、国際舞台への切符を手にするための重要な一戦となります。実績のある選手と若手スピードスターが火花を散らす構図は、観戦者にも大きな興奮をもたらすことでしょう。

大会では、今年からエントリー記録の上位50人を招待選手として扱い、その中から12名を特別招待選手として選出しました。一般ランナーも含め、多様な層が参加するこのイベントは、名古屋の春を彩る恒例のスポーツ祭典として、地域からも大きな期待が寄せられています。