西鉄労組が春闘で月額1万5600円のベースアップ要求 三十数年ぶりの高水準に
西日本鉄道の労働組合は、2026年の春季賃金闘争(春闘)において、基本給を底上げするベースアップ(ベア)相当分として月額1万5600円の賃上げを求める要求書を会社側に提出しました。この要求額は、同組合としては三十数年ぶりの高水準に相当するもので、労働環境の改善に向けた強い姿勢を示しています。
要求内容の詳細と前年との比較
組合は、ベースアップに加えて、定期昇給分として前年と同じ2%の賃金改善も要望しています。これにより、従業員の収入向上を包括的に図る方針です。前年の会社側の回答では、定期昇給とベースアップ相当分を合わせて、組合員1人あたり平均1万3800円の賃上げが実現していましたが、今回はそれを上回る要求額となっています。
この動きは、長年にわたる賃金停滞への反発を背景としており、労働組合が積極的な交渉姿勢を打ち出した点が特徴的です。要求書の提出は2月13日に行われ、今後の会社側の対応が注目されます。
背景と今後の見通し
西日本鉄道は九州地域を中心に鉄道事業を展開しており、労働組合の要求が実現すれば、地域経済への波及効果も期待されます。春闘は日本の賃金決定において重要な役割を果たしており、今回の要求が他の企業や業界にも影響を与える可能性があります。
組合側は、インフレーションや生活コストの上昇を理由に賃上げの必要性を強調しており、交渉を通じて従業員の生活水準向上を目指す姿勢を明確にしています。今後の進展に、関係者の関心が集まっています。