文科省、全国に理系育成拠点設置へ 大学が小中高生を指導
文科省、全国に理系育成拠点 大学が小中高生指導

文部科学省は5日、理系人材の育成を強化するため、科学技術に強い関心を持つ小中学生や高校生を指導するための拠点を各都道府県に設置する方針を正式に明らかにした。この拠点は、国公私立大学などの教育機関を想定しており、公募によって選定される予定である。

補助金の詳細と事業期間

拠点に対しては、人件費や実験に必要な物品の購入費、さらに児童・生徒が学会で発表する際の旅費などとして、年間約5000万円の補助金が5年間にわたって交付される。この新たな事業は2027年度から5年間の計画で進められる。文部科学省は有識者委員会での検討を経て、来年度の予算概算要求にこの事業を盛り込む見込みである。

理系人材不足への対応

文部科学省の担当者は、「近年、理系人材の不足が指摘されている。継続的に優れた人材を輩出するためには、初等教育や中等教育の段階から積極的な取り組みを行うことが極めて重要だ」と説明している。拠点では、研究テーマの設定方法や研究計画の立て方など、研究者としての基礎を小中高生に体系的に指導することを想定している。

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この取り組みにより、科学技術分野における次世代の人材育成が加速することが期待される。文部科学省は今後、詳細な実施要項を策定し、各都道府県での拠点設置を推進する方針である。

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