香川県でタクシー運賃が平均13.05%値上げ、3月16日から実施へ
国土交通省四国運輸局は、香川県の一部地域を除く地区において、タクシー運賃を平均13.05%値上げすると発表しました。この値上げは、2023年3月以来の改定となり、2026年3月16日から実施される予定です。
運賃改定の具体的な内容
香川県の高松市や中讃地域では、普通車の初乗り運賃の上限額が現行の590円(980メートル)から600円(950メートル)に変更されます。また、加算運賃の上限額も、現行の260メートルごとに80円から、275メートルごとに100円などと改定される見込みです。
この運賃改定により、利用者にとっては負担増が予想されますが、事業者側はサービスの質を維持するための措置と説明しています。
値上げの背景と事業者の要請
四国運輸局によると、昨年8月から11月にかけて、地区内にあるタクシーの約7割を運行する事業者から、運賃改定の要請があったとのことです。同運輸局は、運転手の労働条件を改善し、一定の水準を確保することが、サービスの質を維持するために必要だと指摘しています。
さらに、同運輸局は「運賃改定を通じて、運転手の労働条件が改善されるよう、事業者を指導していく」と述べ、値上げの目的を明確にしました。
地域の反応と今後の見通し
この運賃値上げは、香川県の一部地域(土庄町、小豆島町、直島町)を除く地区で適用されます。地域住民や観光客への影響が懸念される中、事業者は利用者への丁寧な説明を求められるでしょう。
今回の改定は、タクシー業界全体の労働環境改善を目指す動きの一環として位置づけられており、今後の動向に注目が集まっています。