若者の市販薬過剰摂取防止へ、ミナミで啓発イベントと新規制の販売実演
若者守れ、ミナミで薬過剰摂取防止啓発と新規制販売実演

若者を守る新たな取り組み

若者による市販薬の過剰摂取、いわゆるオーバードーズを防ぐため、大阪府警少年課などは6日、大阪・ミナミで啓発イベントを実施しました。5月には、乱用の恐れがある成分を含む市販薬の販売規制が強化されており、この日はドラッグストアで規制の周知を兼ねた販売の実演が行われました。地域の関係者らは、まちぐるみで若者を見守る決意を新たにしました。

規制強化の背景

若者を中心に広がるオーバードーズ対策の一環として、5月1日に改正医薬品医療機器法が施行されました。風邪薬やせき止め薬など、乱用の恐れがある成分を含む市販薬について、18歳未満は小容量(最大で5~7日分)しか購入できなくなりました。

同月下旬には、道頓堀のグリ下(グリコ看板近くの遊歩道)で知り合った少女に、無許可で睡眠導入効果がある薬を譲り渡したとして、府警が無職の男(40)を医薬品医療機器法違反などの疑いで逮捕しました。男はグリ下で「薬屋さん」と呼ばれており、少女が薬を過剰に摂取した状態で保護され、事件が発覚しました。

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販売実演の様子

大阪市中央区のドラッグアカカベえびす千日前店では、未成年が市販薬を購入するために来店したとの想定で、少女役の2人が従業員とやりとりしました。従業員は年齢を示す身分証の提示を求め、「乱用の恐れがあるので小容量しか売れない」と説明。悩みがある場合は府警のLINE相談窓口があることを伝えました。

地域ぐるみの決意

その後、グリコ看板横にある「少年を守るミナミの鐘」前に警察官や地元商店街の関係者らが集まり、「少年を守り、未来へつなごう」と誓いました。府警の城島剛喜・少年育成室長は「薬局には相談のつなぎ役となってもらい、まちぐるみで少年の健全育成に取り組みたい」と話しました。

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