「旅するチョウ」が福岡市植物園に飛来
福岡市中央区の市植物園に、「旅するチョウ」として知られるアサギマダラが飛来し、花壇の周りを優雅に舞っている。あさぎ色(淡い水色)にまだら模様が入った美しい羽が特徴で、来園者の目を楽しませている。
アサギマダラは、春から夏にかけて日本列島を北上し、秋に南下する習性を持つ。同園が公認する市民ボランティア団体が、アサギマダラの好むシマフジバカマなどの花を咲かせたところ、4月に飛来が始まった。
福岡市早良区から訪れた75歳の来園者は、「初めて見ましたが、羽の色がとても美しい。こんなに身近で見られてうれしい」と笑顔で語った。同園によると、6月上旬頃まで観察できる見込みだ。
アサギマダラの生態と魅力
アサギマダラは、その長距離移動で知られる蝶で、日本国内でも広範囲に移動する。シマフジバカマの花の蜜を好み、訪花するところを間近で観察できる貴重な機会となっている。
同園では、来園者がゆっくりと観賞できるよう、花壇の周囲に立ち入り制限を設けず、自然な姿を楽しめるよう配慮している。今後もボランティア団体が花の管理を続け、アサギマダラの飛来を促す予定だ。



