後発地震注意情報終了に安堵の声 いわき市の観光施設、GW前にほっと一息
後発地震注意情報終了に安堵 いわき市観光施設

「北海道・三陸沖後発地震注意情報」の「特別な備え」の呼びかけが終了した27日、福島県沿岸部の観光施設などからは、ゴールデンウイーク(GW)期間の本格化を前にした知らせに安堵の声が上がった。ただ、依然として巨大地震の可能性はなくなっていないことから、各施設では引き続き警戒を続ける考えを示した。

いわき市の道の駅、ポスター撤去に安堵

いわき市小名浜の道の駅いわき・ら・ら・ミュウでは、営業終了後の27日午後、21日から館内に掲示していた注意情報などに関するポスターを職員が取り外した。施設を運営する市観光物産センターの小玉浩幸営業参事(59)は、「道の駅になってからの初のGWだったので、期待していた。終了を受け、普段の営業体制に戻れたことに少しほっとしている」と語った。

同施設では注意情報発表後、イベントの中止などはなかったものの、東日本大震災後に作成した避難時のマニュアルに基づき、来場者に海に近づかないよう放送で呼びかけるなどの対応を取った。いわき市から夫婦で訪れた主婦(83)は、「注意を呼びかけるテレビ画面の帯が消えると思うとほっとする。孫たちが来る予定なので、安心して迎えられる」と表情を和らげた。

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伝承館は啓発パネル撤去も避難経路表示は継続

双葉町の沿岸部にある東日本大震災・原子力災害伝承館は、休館明けの29日から後発地震注意情報の啓発パネルを撤去する一方、海外の来館者のために避難経路を英語で記したパネルはエントランスホールに残す。担当者は、「これからも情報を的確に取得し『正しく恐れる』ことが大切。引き続き、緊張感を持って非常時に備えたい」と話した。

県警も対策室対応終了

県警は、本部と沿岸6署に災害警備対策室を設置し情報収集を進めていたが、注意情報の解除を受け、対応を終了した。

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