農林水産省は8日、岩手県大槌町で4月22日に発生し、5月2日に鎮圧した山林火災に関する対策本部の第5回会合を開催し、復旧に向けた支援策を議論した。会議では、焼損した木を伐採し、必要に応じて植栽を実施する方針を確認した。
政府の対応と今後の方針
政府は大槌町を局地激甚災害に指定する方針を固めており、山下雄平副大臣は会合の冒頭で「今後は復旧復興についても力を尽くさないといけない」と述べ、被災地域の早期復興に向けた決意を示した。
被害状況の詳細
大槌町によると、今回の火災による焼損面積は1633ヘクタールに上り、住宅を含む8棟が焼失した。この規模は、2025年に同県大船渡市で発生した山林火災に次ぎ、平成時代以降では国内で2番目に大きいものとなった。
農林水産省は今後、現地の状況を踏まえながら、伐採作業の安全確保や植栽計画の策定を進める方針。また、被災した森林の再生に向けて、関係機関と連携しながら支援を継続する考えを示している。



