福島県郡山地方広域消防本部(福島県郡山市)は7日、傷病者の個人情報を誤って外部サイトに投稿し、情報漏洩を引き起こしたとして、50代の男性救急隊長を減給10分の1(3カ月)とする懲戒処分にしたと発表した。
漏洩した情報の内容
漏洩したのは、救急搬送に関する報告書3件である。これらの報告書には、傷病者の氏名や住所、病歴に加え、通報者や医師の名前も記載されていた。
誤投稿の経緯
報告書は本来、消防組合の内部サイトに投稿する必要があった。しかし、隊長は4月10日、手順書を誤って解釈し、組合が契約するクラウドサービス会社が広報用に作成した郡山消防のページに投稿してしまったという。
4月15日、郡山市役所に市外から「傷病者の情報が公開されている」との連絡があり、事態が発覚した。同日中に報告書は削除され、その後経緯が調査された。
消防組合の対応
消防組合は、「意図的な漏洩ではないにせよ、投稿に必要なパスワードが求められないことにも気づいていなかった」と説明。再発防止のため、情報セキュリティーに関する研修会を開催する予定である。



