実娘への性的暴行で実父に懲役8年が確定、上告せず 被害女性「大きな安堵」
実娘への性的暴行で実父に懲役8年が確定 上告せず

16歳だった実の娘に性的暴行を加えたとして準強姦の罪に問われた大門広治被告(54)について、期限の7日までに検察側、被告側双方とも上告せず、懲役刑が確定した。名古屋高裁金沢支部で4月21日に行われた控訴審では、一審・富山地裁の懲役8年の判決を維持し、被告側の控訴が棄却されていた。

被害女性が実名で訴え続けた事件

本事件は、実の父親による家庭内での性暴力として注目を集めた。被害者の福山里帆さん(26)は、自身の被害を実名で公表し、裁判を通じて真実を訴え続けてきた。判決確定を受け、福山さんは「ここまで来ることができたことに大きな安堵を感じています」などとするコメントを発表した。

判決後の心境と今後の展望

福山さんは、判決後は家族との日常も穏やかになり、これからの人生ややりたいことを前向きに考えられる時間が増えたと述べている。また、「今回の裁判が、同じように家庭内性被害に苦しむ方にとって、選択肢の一つとして届くことを願っています」と記し、同じような被害に遭う人々へのエールを送った。

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本件は、家庭内での性被害の実態や、被害者の声を社会に届ける重要性を改めて浮き彫りにした。福山さんの勇気ある行動が、多くの人々に影響を与えたことは間違いない。

裁判の経緯

大門被告は、2021年に当時16歳の実娘に対し、性的暴行を加えたとして準強姦罪で起訴された。一審の富山地裁は2025年に懲役8年の判決を言い渡し、被告側が控訴していた。しかし、名古屋高裁金沢支部は控訴を棄却し、最高裁への上告もなされなかったことで、刑が確定した。

検察側も被告側も上告しなかったため、判決が確定し、大門被告は刑務所に収監されることになる。

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