情報漏洩そそのかし「警察の信頼おとしめた」元警察官に懲役6カ月執行猶予3年
元警察官に懲役6カ月 情報漏洩そそのかし

大阪地裁で7日、大阪府警の元警察官で行政書士の道沢正克被告(69)に対する判決公判が開かれた。新納亜美裁判官は、道沢被告が現職警察官に第三者の口座残高を調べさせた行為について「警察組織への信頼を大きくおとしめた」と述べ、懲役6カ月執行猶予3年(求刑懲役6カ月)を言い渡した。

事件の経緯

判決によると、道沢被告は昨年1月31日、府警羽曳野署刑事課知能係の警察官だった草川亮央被告(57)に対し、第三者とその人物が代表を務める会社の口座残高を漏らすよう依頼した。草川被告は懲戒免職となり、同罪などで公判中である。

裁判官の指摘

新納裁判官は、道沢被告が事件以前から草川被告に対し不正な照会を繰り返し依頼していた事実を指摘し、「規範意識は鈍麻していると言わざるを得ない」と批判した。また、道沢被告が公判で「詐欺被害者の救済のため」と主張したことに対し、「理由にならない」と退けた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

判決は、警察官の職務権限を悪用した行為が警察全体の信頼を損なう重大なものであると強調。執行猶予付きの判決としたものの、その罪の重さを厳しく問う内容となった。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ