秋葉原無差別殺傷事件から18年、現場で献花「悲しみは変わらない」
秋葉原無差別殺傷事件から18年、現場で献花

秋葉原無差別殺傷事件から18年となる8日、東京・千代田区の現場となった交差点には小雨が降りしきる中、多くの人々が訪れ、花や飲み物を供えて犠牲者への思いを馳せた。

事件の概要

事件は2008年6月8日午後0時半ごろ、東京都千代田区の秋葉原歩行者天国で発生。当時25歳の加藤智大元死刑囚がトラックで歩行者天国に突入し、その後ナイフで通行人を次々と刺し、7人が死亡、10人が重軽傷を負った。加藤元死刑囚は2015年2月に死刑判決が確定し、2022年7月に刑が執行された。

遺族の思い

事件で友人を失った横浜市青葉区の会社員、秋山茂さん(48)は3年ぶりに現場を訪れた。亡くなった宮本直樹さん(当時31)とは情報処理の専門学校時代の友人で、卒業後も一緒に仕事をしたこともあった。秋山さんは「ゲームも強かったし、学校での成績も良くて優秀だった」と友人を偲んだ。

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事件後、秋山さんは「秋葉原に来るのがずっと怖かった」といい、初めて現場を訪れたのは発生から3年後だった。現在では職場の同僚らと話しても事件を知らない人もいるといい、「記憶が風化しては宮本に対して申し訳ない」と毎年この時期にSNSで事件について投稿している。秋山さんは「18年たっても悲しみは変わらない」と語った。

訪れた人々の声

観光で都内を訪れた三重県四日市市の会社員、川内俊明さん(47)も現場で手を合わせ、「なぜ身勝手な理由で罪のない人が襲われなければならなかったのか。悲しい出来事はいつまでも覚えておかないといけない」と話した。

事件の風化を防ぐため、遺族や関係者は今後も追悼の意を表し続けるとしている。

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