小野寺元防衛相、米国に台湾問題での毅然対応を要求
自民党の小野寺五典元防衛相は4日、訪問先のワシントンで講演し、台湾問題を巡り「米国は毅然とした対応を取るべきだ」と訴えた。5月中旬に予定される米中首脳会談について「トランプ大統領の発言が揺らぐようなことがあれば、同盟国には大きなインパクトが出る」と述べ、米国の関与の重要性を強調した。
小野寺氏は米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)の講演会で発言。日本や周辺国が、軍備増強を進める中国の動向に懸念を持っていると指摘し、台湾海峡の安定維持に向けた米国のリーダーシップを求めた。
講演会には日本維新の会の藤田文武共同代表も参加し、台湾を含めた東アジアに対する米国の関与がぶれた場合、日本に直接影響が及ぶとの認識を示した。両氏は、地域の安全保障環境が厳しさを増す中、日米同盟の結束が不可欠だと強調した。
小野寺氏はまた、日本の防衛力強化の必要性にも言及し、中国の軍事拡大に対抗するため、日本自身も抑止力を高めるべきだと主張。米国との協力を一層深化させる意向を示した。



