ホルムズ海峡で機雷行方不明、船舶の安全に深刻な懸念
米紙ニューヨーク・タイムズは10日、イランがホルムズ海峡に敷設した機雷の一部が行方不明となっており、船舶の安全確保が困難な状況が続いていると報じた。同紙は米当局者の話として、イランが無計画に機雷を敷設したことが主な原因だと指摘している。
無計画な敷設が原因、漂流の危険性も
報道によれば、イランは機雷の設置場所を記録していたとしても、漂流しかねない状態で設置していたという。このため、一部の機雷の正確な位置が特定できず、行方が分からない状態が続いている。機雷の行方が不明であれば、船舶の安全が確保できず、ホルムズ海峡の通航が滞り続ける恐れがある。
イラン外相は技術的制約を主張、米側は懐疑的
イランのアラグチ外相は8日、「技術的制約」を十分に考慮した上で海峡が開放されると発言した。しかし、米側はこの発言を、イランが機雷を迅速に発見し除去できない状況を指したものだとみている。トランプ大統領が求める海峡の開放は、この問題により進んでいないとされる。
ホルムズ海峡は国際的な海上交通の要衝であり、機雷の行方不明は地域の安全保障や経済活動に重大な影響を及ぼす可能性がある。関係各国は状況を注視しており、早期の解決が求められている。



