【ニューヨーク共同】国連総会(193カ国)は2日、9月から1年間の第81会期の議長を決める選挙を実施し、バングラデシュのラーマン外相がキプロスのカクリス前外務次官を小差で破って当選した。前ドイツ外相のベーアボック議長の後任となる。
選挙結果とラーマン氏の経歴
総会議長は国連関連行事で演説する機会が多く、事務総長に次ぐ国連の顔である。得票数はラーマン氏が99、カクリス氏が91だった。ラーマン氏は当選後の演説で、各地で続く紛争や財政の逼迫などで「国連への信頼が試されている」と述べ、国連改革や信頼回復に取り組む意欲を表明した。
ラーマン氏はバングラデシュ外務省や国連事務局などを経て、今年2月に発足した新政権で外相に就いた。豊富な国際経験を持ち、今後の国連運営に期待が寄せられている。
国連改革への期待
ラーマン氏は選挙後、国際社会の信頼回復に向けて、国連の機能強化や財政健全化を進める方針を示した。紛争解決や持続可能な開発目標の達成に向けた取り組みも強調している。



