ウルグアイ、対日輸出9割が牛肉も日本市場シェア1% CPTPPで拡大へ
ウルグアイ対日輸出9割牛肉、シェア1% CPTPPで拡大へ

ウルグアイ、対日輸出の9割が牛肉も日本市場シェアは1% CPTPPで拡大期待

東京・港区に所在する在日ウルグアイ大使館で、マキシミリアノ・ダ・シルバ領事が自国の経済と日本との貿易について語った。ウルグアイの対日輸出品の約9割を牛肉が占めるが、日本の牛肉輸入量全体に占めるシェアはわずか1%にとどまり、米国産やオーストラリア産に大きく及ばない。

2025年、ウルグアイは「包括的および先進的な環太平洋連携協定(CPTPP)」の加盟交渉開始で合意した。これにより中長期的に日本向け輸出品の関税が大幅に引き下げられる見通しとなり、ダ・シルバ領事は「既に自由貿易協定を結んでいる国と同等の条件で競争できるようになる」と輸出拡大への期待を示す。

高品質なワインや羊毛、アメジストにも可能性

牛肉以外にも、国際的に評価の高いワインや羊毛、アメジストなどの輸出拡大に期待がかかる。ダ・シルバ領事は「品質を重視する日本のプレミアム市場にウルグアイの製品は適している」と述べ、特にワインは近年品質が向上し、日本市場での認知度向上を図っている。

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両国間の人的交流も活発だ。ワーキングホリデー制度を通じて若者の交流が進み、日本の専門家は国際協力機構(JICA)を通じてウルグアイで高齢者福祉や水管理、農業分野で活躍している。ダ・シルバ領事は日本人の仕事に対する誠実さや調和を重んじる姿勢、細かい配慮に「深い敬意を抱いている」と語る。

領事が語る日本での生活

ダ・シルバ領事は約20年前、富士山が見える静岡県立大学で学んだ経験を持つ。「山登りの後に温泉でくつろぐ体験は日本ならでは。桜や紅葉、季節ごとの食べ物は非常に魅力的」と日本生活を楽しむ。一方で「夏の厳しい暑さだけは恋しくならないかもしれません」と笑顔を見せた。

ウルグアイの基礎データ

ウルグアイは人口約339万人、面積17.6万平方キロメートル(日本の約半分)。GDPは810億ドルで、主要産業は農牧業、林業、製造業、サービス業。外務省のデータによると、日本との関係強化が進む中、CPTPP加盟による貿易拡大が注目される。

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