首相、7月インド訪問へ調整 物資供給網強化と安保協力が焦点
首相、7月インド訪問調整 物資供給と安保協力

高市早苗首相が7月上旬にインドを訪問し、モディ首相との首脳会談を実現させる方向で調整が進められていることが、複数の政府関係者への取材で明らかになった。輸出規制など経済的な威圧を強める中国を念頭に置き、重要物資のサプライチェーン(供給網)強化に向けた協力の枠組みについて議論する。さらに、安全保障を含む広範な分野での連携を確認し、両国関係を一段と深化させたい意向だ。

昨年11月以来の首脳会談へ

両首脳の会談が実現すれば、昨年11月に南アフリカで行われた会談以来となる。モディ首相は昨年8月に来日し、当時の石破茂首相と会談している。高市首相は、首脳同士の相互往来を通じて二国間関係を強化する方針で、今回はインドの地方都市を訪問する案も浮上している。ただし、国会の日程や他の外交スケジュールを考慮した上で最終判断する見通しだ。

中国を意識した戦略的協力

今回の訪問では、中国の経済的威圧に対抗するためのサプライチェーンの強靭化が主要議題となる。具体的には、半導体やレアアースなどの重要物資の安定供給を確保するための協力が話し合われる見込みだ。また、安全保障面では、インド太平洋地域の平和と安定に向けた協力の強化が確認される。

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政府関係者は「両首脳が直接会談し、幅広い分野で連携を確認することで、日印関係の新たな段階を築きたい」と述べている。高市首相の訪印日程は、今後の国会審議や他の外交日程を踏まえて最終決定される。

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