4日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比874.86ドル高の5万1561.93ドルとなり、2営業日ぶりに最高値を更新した。米国務省がイスラエルとレバノンが停戦で合意したと発表したことを受け、中東情勢に対する警戒感が後退。景気敏感株である金融関連銘柄などが買われた。また、原油先物価格の下落も市場を支えた。
ナスダックは小幅安
一方、IT企業の多いナスダック総合指数の終値は23.02ポイント安の2万6830.96と、小幅に下落した。
市場関係者の見方
市場関係者は「停戦合意により地政学的リスクが和らぎ、リスク選好の動きが強まった。特に金融株の上昇が顕著で、ダウ平均を押し上げた」と分析している。また、原油安がインフレ懸念を緩和し、追加利上げ観測が後退したことも株高を後押しした。
今後の焦点は、停戦合意が持続するかどうかと、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策運営にある。市場では、年内の利下げ期待がくすぶる一方、インフレ再燃への警戒も続いている。



