金子国交相が自動運転車視察、「総力を挙げ実現」と決意表明
金子国交相、自動運転車視察し決意表明

金子恭之国土交通相は8日、東京・霞が関の国土交通省前の駐車場に、バスや除雪作業車など多様な用途の自動運転車両を集めて視察しました。視察後、省内の会議で「自動運転が実現した社会は夢物語ではない。総力を挙げ果敢に取り組もう」と関係者に呼びかけました。

実証運行の成果を確認

視察では、昨年12月から今年1月にかけて神奈川県平塚市で運転手が乗車しながら実証運行したバスが展示されました。事業者がカメラやレーダーの位置を指さしながら「多面的に周囲の状況を確認している」と説明すると、金子氏は感心した様子でうなずいていました。

除雪作業や空港での活用例も

また、除雪作業の省力化を目指し隊列走行の自動化を図る車両や、成田空港で旅客の荷物を無人で運搬している車両なども見学。金子氏は各車両の担当者から詳細な説明を受け、自動運転技術の現状を把握しました。

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人手不足解消と交通弱者支援に期待

自動運転は、バスやタクシー業界の深刻な人手不足解消や、高齢者などの交通弱者の移動支援につながると期待されています。政府は2030年度までに、バス、タクシー、トラックなどの自動運転サービス車両を全国で1万台に拡大する目標を掲げています。今回の視察は、その目標達成に向けた意欲を示すものとなりました。

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