NYダウ600ドル超下落、4万9451ドルで取引終了
2026年2月12日、米ニューヨーク株式市場において、主要企業で構成されるダウ工業株平均が大幅な下落を見せた。前日の終値から669.42ドル(1.34%)安い4万9451.98ドルで取引を終え、市場全体に緊張が走った。この下落は、金融やテクノロジー関連の銘柄を中心に売り注文が広がったことが主な要因とされている。
シスコシステムズが12.32%安と大幅下落
特に注目されたのは、前日に決算と業績見通しを発表したシスコシステムズの動向だ。同社の株価は前日の終値から12.32%安と急落し、市場に大きな衝撃を与えた。この大幅な値下がりは、業績見通しに対する投資家の懸念を反映したものとみられる。
シスコ以外にも、幅広い銘柄で売り圧力が強まった。例えば、ウォルト・ディズニーは5.31%、アップルは5.00%下落するなど、テクノロジーやエンターテインメント分野でも弱含みの動きが目立った。
一部銘柄では買い優勢も
一方で、市場全体が下落する中、特定の銘柄では買い注文が優勢となった。小売り大手のウォルマートや、前日に発表された決算内容が好感されたマクドナルドなどは、投資家からの支持を集め、値上がりを記録した。このように、市場内ではセクターごとに明暗が分かれる様相が浮き彫りとなっている。
今回の下落は、米国経済の先行きに対する不透明感や、企業業績への期待の揺らぎが背景にあると分析される。投資家は、今後の経済指標や企業決算の動向に注視しながら、慎重な姿勢を強めている。