福岡市中央卸売市場鮮魚市場(中央区長浜)で、旧東冷蔵庫棟を「食の新スポット」として活用する計画が進んでいる。市は、新施設の設計・工事や維持管理を担う民間事業者の公募を7月から開始し、2026年1月にも優先交渉権者を決定する方針を固めた。
旧東冷蔵庫棟の概要と活用計画
旧東冷蔵庫棟は3階建てで、延べ床面積は約7200平方メートル。市鮮魚市場の東側に位置する。市はこの建物を含む「活性化ゾーン」(約1.6ヘクタール)の整備を計画しており、魚食の魅力発信や市場の活性化を目指している。新施設には福岡や九州の食を楽しめるフードホールなどを備え、付近の長浜屋台街などエリア一帯の認知度向上やにぎわい創出につなげたい考えだ。
公募スケジュールと市の負担
公募は民間事業者を対象に7月から実施され、学識経験者らで構成する評価委員会で審査される。来年1月に優先交渉権者を決定し、翌2月に基本協定を締結する予定。市は既存倉庫や設備機器の解体・撤去、老朽化に伴う改修費について、約7.2億円を上限に負担する方針を示している。
この取り組みにより、長浜地区全体の活性化が期待されており、多くの関係者が注目している。



