郡山駅前地区に高層複合ビル「プラウドタワー郡山」が完成、中心市街地の活性化を後押し
福島県郡山市のJR郡山駅前で、寿泉堂綜合病院跡地の再開発事業として建設が進められてきた21階建ての複合ビル「プラウドタワー郡山」が完成しました。病院を運営する湯浅報恩会が13日に発表し、このプロジェクトは中心市街地の活性化に向けた重要な一歩として位置付けられています。
詳細な建築概要と施設内容
同市駅前1丁目の敷地約2942平方メートル内に、鉄筋コンクリート造の延べ床面積約2万800平方メートル、高さ約72メートルの高層ビルを新築しました。このビルは多機能な複合施設として設計されており、1階から3階には寿泉堂クリニックが入居します。寿泉堂クリニックは健診・透析センターを備え、3月から診療を開始する予定です。
住宅フロアとなる4階から21階には、157戸の分譲マンションが整備されました。これにより、駅前エリアに新たな居住スペースが提供され、地域コミュニティの強化が期待されています。
再開発事業の背景と総事業費
このプロジェクトは、郡山駅前1丁目地区の再開発事業の一環として実施されました。同地区では以前、寿泉堂綜合病院が入る24階建て複合ビル「フロンティアタワー郡山」が第1地区事業として2010年に完成しています。プラウドタワー郡山は第2地区の事業として位置付けられ、総事業費は約105億円に上ります。建築工事は2023年に着工し、短期間で効率的に進められました。
湯浅報恩会の関係者は、この再開発が地域経済の振興と医療サービスの向上に貢献すると強調しています。駅前地区の利便性を高めることで、商業活動の活発化や人口増加を促す狙いがあります。
郡山市は、このような大規模な再開発事業を通じて、都市機能の強化と持続可能なまちづくりを推進しています。プラウドタワー郡山の完成は、地域のランドマークとしてだけでなく、新たな生活と医療の拠点としての役割を果たすことが期待されています。