【ニューヨーク共同】3日のニューヨーク・マーカンタイル取引所における原油先物相場は3営業日連続で上昇した。指標となる米国産標準油種(WTI)の7月渡しは、前日比2.26ドル高の1バレル=96.02ドルで取引を終了した。この上昇の主因は、中東地域の緊張激化に伴う供給懸念の高まりである。イランがクウェートやバーレーンに向けてミサイルを発射したとの報道が流れ、市場では買い注文が優勢となった。
また、米軍がホルムズ海峡近くの島に位置するイラン軍施設を攻撃したとの情報も伝わっている。ロイター通信によれば、イランのアラグチ外相は米国との連絡を維持しているものの、戦闘終結に向けた協議には進展が見られないとの認識を示した。これらの地政学的リスクの高まりが、原油価格を押し上げる要因となっている。


