西日本鉄道の子会社で空港関連事業を手がける西鉄エアサービス(福岡市)などは5日、航空機への貨物搭載や牽引などの地上支援業務「グランドハンドリング」に使用する車両として、電動式を採用し、成田空港で導入したと発表した。脱炭素化の一環であり、今後、業務を受託している他の空港にも展開を広げる方針だ。
電動車両によるグランドハンドリングの実現
今回導入されたのは、航空機を牽引するトーイングトラクターや、貨物室にコンテナを積み込むローダーなど、計6台の電動車両。今月2日から運用を開始した。同社によると、航空機1機に必要なハンドリングを電動車両のみで対応することにも成功したという。
脱炭素化への取り組み
西鉄エアサービスは、成田空港や福岡空港、山口宇部空港など国内10空港で航空各社からハンドリング業務を受託している。今回の電動車両導入は、同社の脱炭素化戦略の一環で、温室効果ガス排出削減に貢献する。今後は他の受託空港にも電動車両を順次導入し、環境負荷の低減を図る計画だ。
グランドハンドリングは、航空機の運航に不可欠な業務であり、従来はディーゼル車両が主流だった。電動化により、騒音や排気ガスの低減も期待される。西鉄エアサービスは、今後も持続可能な空港運営に貢献していくとしている。



