高橋弘篤、スケルトン現役最後のレースを晴れやかに終える 41歳のベテランがガッツポーズ
高橋弘篤、スケルトン現役最後のレースを終える 41歳のベテラン (14.02.2026)

高橋弘篤、スケルトン現役最後のレースを晴れやかに終える 41歳のベテランがガッツポーズ

晴れやかな表情でそりに別れを告げた。スケルトン男子で今大会最年長の41歳、高橋弘篤が現役最後のレースを終えた。8年ぶり3度目のオリンピック出場を果たしたベテラン選手は、観客の声援にガッツポーズで応え、22年に及ぶ競技人生に幕を下ろした。

22年の競技人生を振り返り「気持ちいい」と語る

「大学で競技を始めて22年。まさかこんなに長くやるとは思っていなかった。涙が出るのかと思ったが、気持ちいい」と高橋は語った。最後の滑走では4本の中で最速タイムを記録し、最高時速120・80キロで頭を下に腹ばいで滑走。魚が泳ぐような理想の滑りを追究し続けた姿勢が光った。

困難を乗り越え、40代でも肉体を鍛え上げた挑戦

高橋は2019~20年シーズンを最後に遠ざかっていた国際大会に舞い戻り、40代に突入してもそりを押して走る肉体を鍛え上げた。2018年平昌大会では所属先もないなど、数々の困難を乗り越えてきた。当時小さかった息子2人は12歳と9歳に成長し、「おやじがこんなことをやっていると、分かってもらえたかな」と頰を緩めた。

指導者としての道に意欲 「バトンをつなぎたい」

今後は指導者の道に意欲を示し、「僕がつないでもらったバトンを、若い選手たちにつないでいきたい」と語った。高橋は「このスポーツに育ててもらった」と感謝の念を述べ、新たな挑戦への決意を表明した。共同通信の取材に応じた高橋の言葉からは、引退後の活躍への期待が感じられる。